概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | アパレル製品の検品(日本向け出荷) |
| ご相談内容 | 毎日数時間かかっている検品報告作業の簡素化 |
| 開発範囲 | iOS / Androidアプリ、Web管理画面、報告書の自動出力、原材料マッチング機能 |
課題
検品そのものが終わった後に、進捗状況の確認、商品ごとの情報の整理、不良品写真の検索、報告書への添付という手作業が毎日発生していました。一つひとつは複雑ではありませんが、商品と写真が増えるにつれ、報告書作成だけで数時間かかる状態でした。
対応
「報告書を自動化する」だけでなく、まず検品業務全体の流れを整理するところから始めました。
- iOS / Androidアプリ:検品の進捗・不良内容・不良品写真を現場でその場で登録。後から別の場所に再入力する必要をなくしました。
- Web管理画面:商品コードごとの検品状況をリアルタイムで確認。不良品の詳細と画像を一元管理。
- 報告書の自動出力:システムに蓄積された情報をもとに、これまで手作業で更新していた報告を自動生成。
- マッチング機能:原材料を「売りたい企業」と「買いたい企業」をつなぐ機能をWeb上に設け、検品管理にとどまらない活用を可能にしました。
結果
月間で約30〜40%の作業削減につながりました。報告作業が減った分、現場では本来の検品業務や品質管理に時間を使えるようになっています。
このプロジェクトから
DXというと大規模なシステムやAIをイメージしがちですが、「この作業が毎日大変」という現場の具体的な声から始まるケースも多くあります。まず一つの負担を減らし、データがつながることで、報告の自動化・進捗の可視化・不良情報の一元管理、そして企業同士をつなぐ新しい仕組みへと広がっていきました。